どんなことをしているの?
助産師というと、病院にいて、出産のお手伝いを中心に妊娠中や産後もママの相談に乗ったり、いろいろ教えてくれたりする、そんな仕事をしているイメージではないでしょうか?
もしくは、助産師って聞いたことはあるけど、同じ格好をしている看護師との違いが良くわからない...
そんな感じでしょうか?
以前、「病院に属していない、フリーの助産師です」と自己紹介していました。
大抵「???」という反応が返ってきました。
何をやっているのか、まったくわからないからですよね(-_-;)
最近は、「助産師として出産以外でお手伝いできることをしています」と自己紹介しています。
それでもわかりにくいと思うので、「具体的にはこのようなことをしています」と補足しています。
・妊娠中からの出産と育児の準備のお手伝い-母親教室やマタニティクラスでの情報提供と妊娠中のおっぱいのセルフケアの指導
・産後の育児や母乳育児のお手伝い-産後のママたちの集いの場などでの情報提供とおっぱいのケア
以前に比べれば、少しは伝わるようになっているでしょうか?
こだわらないのが私のこだわり
活動していく上で一番大切にしているのは、自分の価値観を押し付けないことです。
母乳でなくてはならないとか、こうしなければならないとか、強くこだわらないことが私のこだわりです。
(科学的な根拠がはっきりしていることは、しっかりお伝えしています)
これまで仕事を通して何千組もの母子に関わりました。
当然ですが、どのママも違いますし、どの赤ちゃんも違います。
抱っこの仕方をひとつとっても、ぴったりくる抱っこは一組一組違います。
だから、母乳でなくてはならないとか、母はこうあるべきなど、型にはまったやり方にこだわらないようにしています。
その母子にとっての最善は何なのかを一緒に考え、オーダーメイドのアドバイスとケアを行い、ママたちがそれぞれにラクで楽しく育児できるように応援したいと思って活動しています。
『お母さんが幸せなら赤ちゃんも幸せ』
何よりも大切なのはお母さんと赤ちゃんが元気で幸せなことですから。