卒乳・断乳のタイミング

笑ってる幼児の画像

卒乳・断乳のタイミング

卒乳・断乳のタイミングに関して、何歳になったらやめると良いという正解はないと私は考えています。

こういう時は、卒乳・断乳を行わない方が良いと思っているタイミングはあります。
ただ、それぞれの家庭の事情もあります。
例えば、ママがお薬を飲む必要がある。そのために母乳をやめなければいけない。
それが次に挙げたような時期と重なっていたとしても、ママが元気でいるために卒乳・断乳せざるを得ません。
それぞれのおかれている状況のなかで、お子さんとママにとって何がベストか考える、それが大切です。

最近、卒乳・断乳に関するお問い合わせが多いので、ママたちの参考になればと思って書きました。
こういう時は絶対にやめてはいけない、と言っているわけではありませんので誤解のないように。

卒乳・断乳を行わない方がいいタイミング

生活の大きな変化の時

保育園の入園など生活の大きな変化のタイミングと重ならない方がいいです。
大好きなママと離れて過ごす、というだけでもお子さんにとっては大変なこと。
その上、おっぱいを欲しがったらママにそれも拒否された...
相当つらいです。

ママもホルモンの変動が起きるので、軽いうつ状態になったり、イライラしたり、感情が揺れ動いたりすることがあると言われています。
卒乳・断乳した後に喪失感や悲しみの感情が湧いてくることもあります。
ママにとっても、生活の大きな変化のタイミングと重ならない方がいいです。

ママがおっぱいトラブルを起こしている時

授乳中の乳房のトラブルは乳汁が貯留することで起きることがほとんどです。
乳汁がスムーズに流れていれば、改善していきます。
乳房のトラブルを起こしているときは、お子さんにおっぱいをどんどん飲んでもらうことも大切です。

お子さんの体調が悪い時

これは、当然ですが、新しいことにチャレンジするよりもまずは体調を整えることが優先されます。
そして、体調が悪い時、何も食べたくないけど、ママのおっぱいなら飲むというお子さんは多いです。

卒乳・断乳は子育ての中の大きなステップです。
お子さんにとって早すぎやしないか、遅すぎやしないか、自分の体調は大丈夫だろうか、あーなったら、こーなったらなど、たくさんたくさん考えると思います。
卒乳・断乳前のご相談にも対応しています。
正解はありませんが、お話することで考えを整理するお手伝いはできます。
お気軽にお問合せください。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA