おっぱいが詰まった場合のセルフケア 授乳の工夫

抱っこされている赤ちゃんの画像

おっぱいが詰まってしまった

ご相談いただくことが多い内容におっぱいの一部が硬い、痛い、乳腺が詰まったようだ、というものがあります。

ある日、またはある晩、突然に、赤ちゃんに飲ませても乳房の一部が柔らかくならず、硬いままになってしまうのです。

そんな時、どうしたら良いのでしょう?

急に乳腺が詰まってしまった方のセルフケアの参考になれば、と日ごろ私が相談にいらっしゃるママ達に伝えていることを書いていきたいと思います。

こちらを実践したから必ず良くなる、というものではありません。

一人一人状態が違うからです。

やってみたけど状態が変わらない、または症状が強くなったという場合は、必ず助産師に相談するか、受診してくださいね。

授乳の工夫

おっぱいが詰まってしまった場合、まずは赤ちゃんにどんどん飲ませて吸い出してもらうようにしましょう。

自己流でのマッサージは悪化させることもあり、オススメしません。

授乳の時の姿勢を変える(赤ちゃんの抱き方を変える)

授乳の時の姿勢を変えると、お母さんのおっぱいをくわえる赤ちゃんのお口の角度が変わり、いつもの姿勢では吸い出せなかった詰まりも吸い出せるかもしれません。

いつも横抱きで飲ませているのなら、脇抱き(ラグビー抱きやフットボール抱きとも呼ばれます)や縦抱きに変えてみましょう。

固い部分の外側を押しながら飲ませてみる(圧迫授乳)

下の図のように、詰まって硬くなっている部分の外側を押しながら赤ちゃんに飲ませると、詰まりを吸い出しやすくなります。

押す時の力加減がポイントです。痛くない程度の力で押すようにしてください。


星川駅から徒歩5分のスマイルベビーの外来、またはご自宅などへの訪問・出張による母乳相談/母乳マッサージを行っています。

おっぱいが詰まったなど乳房のトラブルでお困りの場合はご相談ください。

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